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日本語の難しさ

皆さんこんにちは 営業部の上杉です。
本日は、「日本語の難しさ」についてお話したいと思います。

表音文字/表意文字/表語文字の違い

まずは、このお題についてお話をしたいと思います。

皆さんも小学生の頃に習ったことがあると思います。
この違いはわかりますか?

恥ずかしながら私もあまり覚えておりませんでしたし、
何より「表語文字」なんて習ったっけ・・・?となりました。
それぞれは以下の通りです。

・表音(ひょうおん)文字・・・一つの文字で同じとみなされる音の集まり、
               または音の区切りを表す文字体系のこと。
               例)アルファベット、カタカナ/平仮名

・表意(ひょうい)文字・・・ひとつひとつの文字が意味を表している文字体系のこと。
              例)アラビア数字

・表語(ひょうご)文字・・・ひとつひとつの文字が意味だけでなく、
              発音(はつおん)も同時に表している文字体系のこと。
              例)漢字

漢字は「表意文字」って習った気がする・・・と思われた皆様
恐らくその記憶は間違いないと思いますし、
どうやら専門家での間でも漢字をどのように分類するかはわかれているようです。
参考:https://information-station.xyz/3466.html

日本語の難しさ

上記で書いた内容のように、
漢字が「表意文字」か「表語文字」なのかどちらであっても
必ず言えることが1つあります。

それは、日本語が「表音文字」と「表意/表語文字」の両方を駆使している
ということです。

これを知ったときにあることを思い出しました。

それは、テレビで時々観たことがある
英語圏の方々が「日本語は難しい」と言っていたことです。

当時の私は、「えっ?学校で勉強している英語の方が難しいですけど?」と
思っていましたが、
この事実を知った時に「確かに、海外の方からすると難しいのかも・・・」と
思うようになりました。

皆さんも想像してみてください。

例えば、英語をこれから勉強しようとした時に、
アルファベットを習った後に、無数に存在すると言っても過言ではない漢字の
ような存在も覚えなくてはいけないとなった時のことを・・・。
しかも、その漢字のような存在には、
日常にありふれているから覚えておかないと恥ずかしい漢字と
難しくて日常にはそんなに見られないから覚えておかなくても良い漢字があり、
そしてそして、その難しい漢字はカタカナのような第3の存在で代用したほうが良いということを。

そしてそして、初見や目上の方には丁寧語などを使わなければいけなかったり・・・。

考えただけで、習わなければいけない事のなんて多いのかと、
私は驚きました。
それに比べれば、英語で「the」の後に母音が来れば「ジ」と発音し、
子音が来れば「ザ」の使い分けなど簡単なことだと思えてきます。

話しは少し逸れましたが、
普段当たり前のように接していることに
このような視点で接してみると、人生の視野が広くなった気がします。

皆さんもお時間ある際に試してみてください。